Yシャツへの愛を聞いてくれ

 

Yシャツに溺れたい。

Yシャツが、大好き。

 

 

 記念すべき初ブログ投稿でのっけからこんなことを宣っていいのかとか、思うところはある。けど、いい!私はGoing my wayを貫く。とりあえず語らせてほしい、このあふれんばかりのYシャツ愛。そしてあわよくば、Yシャツ萌え(死語)に目覚めてくれたら嬉しい。

 

 制服、就活、職場でも、みんな一回は着たことがあると思う。でもそんなに気にかける人は少ない…。だから今日、Yシャツは色々な意味で素晴らしいってことを、これからひたすら書く。なんとなくわかる、長くなりそう。

 Yシャツがなぜこうもフェティシズムを刺激するのか?私なりに考えてみた。

 

 

 まず、Yシャツの魅力は

 

  • 着方
  • それを着る人

 

 によって成り立っていると思う。

 いうなれば魅力の三権分立。でもないか。それぞれが完成された美だから、ほかの魅力と組み合わさったら攻撃力二倍!みたいな。このニュアンス伝わって。

 

★色

 

 圧倒的白派。なぜか?白は清潔感の象徴だから。でも私はYシャツという具象にエロスを感じるので、私の脳内は

 

Yシャツ(色気)+白(清潔感、汚れなき色)=矛盾した官能

 

という事実に荒れ狂う。

 

なにこれエッッッロ!!!!でも白が!白が眩しい…!!


 脳内の官能悪魔は、日光をよく反射する白を前にしてもその勢いが削がれることはない。むしろ狂喜乱舞パーリーナイ。白シャツ着用が普通である風潮に乾杯。さあ万歳三唱だ!バンザーイ、バンザーイ、バンザーーイ。水晶体よ、余すことなくその白を網膜に焼きつけて。

 

 そう、白は太陽光をよく反射する。ということは、Yシャツが輝くのは昼間ってことだ。健康的なイメージが頭に浮かぶ。すぐ消えるけど。だって!こんなに色気で満たされてるのに、陽射しの下が似合うって最高かよ。ギャップね、わかります。
そういうことを言うと、なんだかこんな声が聞こえてくる(気がする)。

 

“Yシャツが一番輝く色は白だけ?”

 

 そんなことない、全くない。私が白をゴリ押ししているだけ。むしろね、自分のなかに絶対王者カラーがあることで他の色の魅力に気づける。単推しより箱推し推奨。

 

 例えば黒。まっすぐにエロさを伝えてくる色。なんかちょっと、オトナな感じ。(そんな思い込みのせいで、中二病真っ盛りな14歳のとき買った服は黒ばっかりだった)とにかく黒は、ストレートにエロい。腕まくりなんかしてたらもう、たまんない。腰抜ける。首元から鎖骨覗いてたら昇天、天国は鎖骨の窪みにあったのね…。
 ちょっとふざけたけど、いや本気で言ったんだけど。とにかく、本題はそこではなく。

 

『服の色には心理状態が表れる。』

 

 いやそれって、制服とか会社員は大体白じゃん。わかる、でも違う。電車、大通り、店内。私服シャツマンはそこらじゅうにいる。見かけたら色をチェックだ。そこに楽しみがある!


 Yシャツでよくある色いくつか例にあげよう。色と心理を簡単にまとめたので、参考程度に。

 

 

白…前向き、素直。強面の御仁が着てたらちょっとキュンっとしますね。お兄さん道端の猫に話しかけるタイプ?みたいな。シンプルなシルバーのネックレス何本持ってます?って聞きたい。

 

黒…強い意思、圧迫感からの逃避、支配への反抗。文字列だけで悶える。ボタンは上から二つくらい開けてほしい。若い人しか着てるの見たことないので、「俺40代だけど黒シャツ着るけど…」って方いたらぜひ教えてほしい。遭遇率○%のレアキャラとして胸に刻みます。


ピンク…甘えたい、優しくされたい。愛され系に多い感じ?ピンク着てる人は、かなり偏見だけど女ウケ狙ってるんかなと思ってしまう。申し訳ない。でもピンク好きだよ。


青…落ち着きたい(落ち着かせたい)、信頼。水色も濃紺も、よい。頭よさそう…と見つめたくなる。でもなにより、水色Yシャツによって落ち着きがなくなる人種がいることも知っていてくれ。

 

 服の色だけですべてが分かるわけではない。でも、個人の心の中で楽しませていただくぶんにはそれで十分着火剤になってくれる。本当はどんなこと思ってるのかなんて知っちゃだめ、知りたがっちゃだめ。妄想にリアルさはいらない。頭の中でどれだけどんちゃん騒ぎしてても、その人は他人だし。心の中で合掌、ありがとう。

 

 

★着方


 腕まくり、ボタン○個開け、シャツin/シャツ出し。
  ・腕まくり

 まず、私の愛すべき腕まくり。これ喋らせたら私の指、アクセルしかない4wdになりかねない。それくらい最高。
 その魅力が起因するのは、かの有名な

 

チ ラ リ ズ ム

 

 まさに腕の絶対領域。シャツの質感と人肌のまぶしさ。それらが混ざり合い新たな魅力が錬成されます。捲るだけでWelcome to 新世界。腕を曲げたときと伸ばしたとき、腕の覗く範囲は変わる。関節が見え隠れするときの、このトキメキ!

 

み、見えない…!? …あっ、見えた(はぁと)

 

 神の仕業か?最高です。長くなるので体毛については言及しない。薄いほうがなんとなく好きだ。

 

・ボタン開け

 そしてボタン○個開け。
 何がいいって、

 

チ ラ リ ズ ム(二回目)

 

 鎖骨。喉仏がAdam’s appleと呼ばれるのと同じように、その窪みはAdam’s paradiseと…いうのは嘘だけど(喉仏のくだりはほんと)、鎖骨の窪みはまさにパラダイス。銀河。

 

…ようこそここへ…遊ぼうよパラダイス…

 …シャツのボタン取って……

 

 なんて歌が流れ出して…。
 でも、襟がガバッと開いてるのはちょっと違う。出せばいいってもんじゃない。逆二等辺三角形に開けてほしい。シャツのボタン開けで重要なのは露出面積ではなく比なのだと、私は声を大にして言いたい。チラリでいい、風情も情緒もそこに詰まっている。

 

 

・シャツin/シャツ出し

 

 これは重要な問題。


 シャツは出すに限る。裾だって大事なポイント。ヒラッとしてる薄い素材でなく、パリッとした素材なら出した方がいい絶対にだ。腰骨~そのすこし下あたりの裾isさいこう。

  短すぎても長すぎてもダメ、そうそれは裾絶対領域

 風が吹いてシャツの裾からお腹が見えちゃったりして。もうお分かりだろうシャツはチラリズムの宝庫なのである。フフッてならざるをえない。ありがとう。


 シャツinについても書こう。頭の中に浮かぶのは優等生、仕事のできる上司、私立小学校に通う制服小学生(絶滅危惧種)…。真面目そうな印象が先行する。

 でも、もしシャツinさんが腕まくりしていたら…?シャツinで堅そうなイメージをもたせておいて、腕は無防備に晒されている。隙のない腰元に色っぽい腕筋。はい出たギャップ。悶える。

 

 そうだ、この着方の旬は5~7月!真夏に向けて気分が高まるのも相まって、魅力マシマシになるのです。夏服移行期間の中高生とリーマンはぜひ腕まくりしてね。私が喜びます。

(首筋から汗が流れたり、汗でぬれたYシャツから素肌の色がうっすら透けてたりするから夏は好き◎汗だくでビショビショなのは清潔感に欠けるのでアレですが)

 

 

 着方、これまで男性の話ばっかだったけど。

 

彼シャツだって最高だ!!!

 

 私は、あれほどに劣情を抱かせる服装をほかに知らない。あったとしてもマイベストシコスチューム(シコいコスチュームの意)は彼シャツだ。オーバーサイズから覗く白い手足、危うい胸元と股下。お風呂上りオプションついたら、もう、離れたくなくなっちゃう。

 

「ねぇ、先輩の服おっきいんだね…(てれっ)」

 

 うわっ、言われてみたい。市役所に一緒に行こう。

 

 話がめちゃくちゃそれた。生々しいね、ごめん。

 

 

 

★Yシャツを着る人

 

 これはどう表現すればいいか悩んだ。YシャツそのものとYシャツを着た人、どっちをフォーカスするべきか…。まあそんなのは杞憂だった。どっちも好きだし大した問題ではない。ので、言わんとすることなんとなく分かってもらえればいっかなと思う!!

 

 これは、ほんとに一言で言っちゃうなら『顔』。

 でも顔面偏差値とかただしイケメンに(ryとかの話ではなく、顔立ち。ざっくり可愛い系か硬派な感じかっていうほう。顔整ってるならよりウワーーーッてなるけど、まずイケメンは何着ても様になる。でもYシャツ萌えはそういうことじゃない。

 

顔あってのYシャツ萌えではなく、Yシャツと顔あってのYシャツ萌え。
この二つは似て非なるもの。

 

 可愛らしい顔立ちの人が白シャツにループタイなんかしてたらここはユートピアかと疑うし、強面の方が薄いブルーのシャツ着てたらトキメキ大爆発。DOKIDOKIで壊れそう1000%LOVE。…?? や、これちょっと意味分からない。でもまさにそんな感じ。
 Yシャツひとつでも素ッッ晴らしいのに、そこにお顔の雰囲気というステキエッセンスによってトキメキ度は急上昇、内心こんな顔になっちゃう。→(*’ω’*)にっこり

 

 

 

★そもそもYシャツっていうものは…


 そう、歴史が長い。Yシャツ、というかシャツ全体の歴史はかなり長い。
 そのルーツは遡ることウン千年!なんと古代ローマからあるのだという。そのころはまだあの襟はなかった。でもそれから時は過ぎ、シャンプーハットみたいな襟などが生まれ、シャツのカラーに多様性が出てきた。それらを皮切りに様々な襟が生まれ滅び、現代の襟に落ち着くことになる。激戦の襟トーナメントを勝ち抜いた現代の襟、スゴイ。

 

これ、古代ローマから形を変えて今まで残ってるってすごくない?
私はすっごいと思う。尊いとも思う。

 

 

 衣服を通して歴史の変遷を知り、いまなお変わりゆく姿を目の当たりにしている。Yシャツを愛しているというのはそういうこと。私はいま、歴史の観測者であるといっても過言ではないのでは?全然過言じゃない。私、生き証人。うわっ、なんかかっこいい。

 

 

 

 ここまで長々とYシャツについて語ってきたのは、Yシャツそのものが大ッ好きなのはもちろん、Yシャツによって人生が楽しくなるから。
 春は花粉、夏は暑い、秋は虫、冬は寒い。そんな通勤通学の時間もそばにYシャツがあったらかなりハッピー、元気もらえる。
 学校だるいクソクソ!状態だったときも、あるクラスメイトのYシャツの着こなしが好みドンピシャ満塁ストライク!!って感じだったから頑張れた(ような気がする)。それくらい私の中でYシャツの存在は大きい。いま考えると、洋服一つで頑張れたのはすごいな…。

 

 …やばい、もうまとまらない!終わろう!!

 

 やっぱり最初に言った通り長くなった。しかもグダグダ。
 でも思うことだいたい全部言えてとってもすっきりした。実はまだまだ語りたいネタたっくさんあるんだ…性癖を全部語り尽くすまで死ぬわけにはいかない…。

 最後にいっこだけ!

 

みんなもっとYシャツを着よう、そして好きになって。
Yシャツ沼の扉は常に全開だから!!